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11ヶ月も意識朦朧→やっと復活

車に轢かれてから凡そ十一ヶ月が過ぎた…
あれから諸々の混乱が続き、過剰なストレスによって思考がほぼ停止し、保険の請求もできず仕舞いのまま現在に至る。
現実逃避なのか、どう表現すれば良いのか。
断続的な拷問に足掻き続けた後のような、枯れきった頭の中。

一年近くを経てやっと、荒れる海原に丸太が浮かんでいるのを発見した様な気持ちでいる。

あの丸太に捕まろう…。
掴まって見たところでボロボロ過ぎる心身を癒すことが可能なのか、このまま衰弱して孤独死してしまうか知らないが。




ところで今やっと、自分の部屋という私にとっては十二年ぶりの、自分の居場所ができた。


と言っても、現在一人居候がいるのだが。(その人には、ここの部屋を得るまで一時的に世話になっていたが、今度はその人が一次的に居場所がなくなったので受け入れたというわけ。)

その人はアルコール依存症の気兆候(もはや“兆候”とは言い難い、ハイレベルな)があって、私の部屋の中で、見たことも聞いたこともない様なショーイベントを、飲みすぎて記憶のないときにやらかしてくれるのだが、私は結構冷静に(普通の人ならすぐに追い出す様な類のキテレツなイベントだが)、『仕方がない…恩があるし、許そう。精神的な問題のある同士だし…』と、受け入れてきた。
毎日ではないが、かなり自由で短時間(2、3時間)で日銭を稼いでいるのがこの人物の心のなかでは、“社会的責任を果たしている自分”としてのオールマイティで尊大な気分を保つ為の(第三者としては傍迷惑な)言い訳となっている様だ。何かあれば、「俺は働いている!文句は受け付けない!」というところから暴力的な行動に発展する。

なにも、「私は懐の深い人間である」などというつもりはないし実際そうではないと自分で知っている。懐などというスキも無く、ときには恐れられるほどかなり冷淡なところのある人間だ。

だからこれは『同病相憐れむ』という様な感情と言った方が当たっている。


だが、ここ最近ではアルコールにまつわるイベント以外の面が出てきて辟易している。
虚言癖というか、自己保身のために嘘をついて被害者ぶることで自分の近しい人達を味方に付け、いつでもこちらを総攻撃できる様に仕組んでいる様なのだ。
これは私の被害妄想からで無く、過去の人間関係を聞いていると全てそうなのである。

これには太刀打ちできそうもない。
居場所とその持ち主に糞便を撒き散らしておきながら、(自分の撒き散らした)フンが汚い、主のせいだ、という事にして、自分は非難を受けるどころか、自分の近しい人達には『ナイーブで虐められたり利用されやすい、保護されるべき存在』という立場を常に先回りして用意しているのである。これがこの人物の自己保身術であるから、受け入れる側はたまったものではない。


出ていけと言っても出ていかないし、一体これからどうしようかと途方に暮れている。










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