ページ

【1】減薬続行中ですが、ニュースです【自殺者の過半数はうつ病】


減薬をはじめる前に感じた『離脱症状』以降は、二度だけ頭の中が痺れる感覚と、頭痛があったが、その後は順調。



うつ病、世界で3億5000万人=自殺者の過半数-WHO 



というニュースがありました。

世界保健機関(WHO)は9日、うつ病など精神疾患で苦しむ人が世界で3億5000万人を超えるとの推計を発表した。年間約100万人の自殺者のうち、過半数がうつ病の兆候を示していたとみられ、うつ病に苦しむ人に気付き、治療の支援を行う必要があると訴えている。



原因として、失業、経済状況、産後鬱、環境によるもの、、と 並んでいる。
経済状況がうつに直結し、いわば『急性うつ→自殺念慮』という形で自殺につながっている場合はとても多いのではないかと。私見ですが。
昔、借金取りをやっている知り合いが、これから借金苦で自殺した人の家に行くと言っていたのを思い出す。


鬱の場合、そもそも、外出自体がすでに困難であり、普通の社会活動が出来ず、病院に行くのもままならず、誰かが連れて行かなければ行かないという場合も多いと思う。しかし、一般人は鬱の人間に対して理解がない場合が多く、無理な精神論でうつ病者のケツを叩くことも多く、その事によってさらに引きこもり治療から遠ざかり追い詰められるというパターンはかなり多いと言えると思う。


運良く病院にたどり着いても、自分の症状をうまく言えないことも多いだろう。
それに、精神科に偏見を持つ人も、まだまだいるのではないだろうか。
特に患者の周囲の人間がそうである場合は、うつ病者に重いプレッシャーがのしかかるだろう。


それに、エリアよって、一般人のうつ病が少なく軽微な物がほとんど、という土地柄である場合、(例えば、人間関係の摩擦が少なく健康的生活が実現できる、ストレッサーが少ない田舎など)その地域では、重度のうつ病に対する観察眼や経験のある医師がいないので、訴えても見過ごされる場合が考えられる(自分の体験)。

自殺者数の多い日本の首都圏なら、こちらの訴えを軽視するかのような治療を展開する医師は比較的少ない(欧州の都会以外の地域に比べて。自分の知る限り。)という印象を自分は持っているが(矢張り多少はいる。医師自身が薬物治療や"新型うつ"などに偏見を持っており、 精神論半分以上で治療に取り組む、という、非常に可笑しな話。)、患者を世話する立場の家族や知人が精神科に偏見を持ち、うつの症状を『怠け』であるとみなし、精神病薬に偏見を持ち、精神論的説教でうつ病者の精神を追い詰めて、そのまま自殺に追い込む、というパターンも、結構多いのではないだろうか。

うつ病者からすれば、この状態から抜けられなければ、死ぬしかない、こんな状態では生きていられない、という切羽詰まった状態なのだ。荒療治でもなんでも、この状態から一旦大きく浮上させなければ、ものを考えることすら出来ないのだ。しかし、このような精神状態なら、まだ救いがある方だ。

さらに精神状態が酷いときには、目を覚ました瞬間に、まだ生きている自分を呪い、狂気のように叫びまくりながら、血が滲む顔や目から涙でぐちゃぐちゃになりながら頭や体を壁に叩きつけたり、激しい自傷行為で暴れまくって疲れ果ててまた眠るまではどうしようもない(これは過去の私の経験。現在は相対的に症状が軽いからなんとか医者に会いにいけるのだ。)。こんな状態の時は、病院に行く事はできない。これがこの病気の一番の問題だと私は思っている。






・・・【2】 ←につづく

0 件のコメント:

コメントを投稿