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減【2】断薬続行中ですが、ニュースです【『救急車のパラドックス』など】


【1】 ←の続き。




フランスのレトロな救急車と二人の軍人の白黒写真・・・ひどく具合の悪い人間は、助けを呼ぶことは出来ない。

これは自分的に常に疑問に感じることだ。救急車など、誰かが呼んでくれなければ、絵に描いた餅と言って良い。

なにせ、本人は、救急車を呼ぶほど具合が悪いから救急車を呼びたいのだが、救急車が必要なそのときには救急車は呼べないのである
パラドックスである。

うつ病者が酷い状態にあっても、周囲の人間が『精神論』者であるために、その分さらに自殺が増えているのは、確かだと思う。


『精神論』の人は、その態度で接する事が、うつの人間に対しては間接的殺人になりうることを知っておいたほうが良い。


自分が活きの良いうちは良いだろうが、自身の老後の鬱を軽減したければ、今から弱者について理解を深めることをおすすめする。 いつか弱者、老人になった時、自分が過去に築いた環境に囲まれて生きる事になるが、弱者の立場になっても嫌な思いをしないようにするには、優しき理解者を周囲に増やす事が最も効果的ではないだろうか?理解者を周囲に集めるには、あなた自身が理解者であり、心温かい人間でなければ、周囲にもそういう人は集まってはこない。だから貴方ができうる限り善い人になる努力を日々続けるのが良い。偽善者では老後の苦しみになんの変化もないことだろう。

鬱病が目に見えないから、信じられない、仮病だろう、と思っている人たちに言いたいことは(誰かに言えば、科学的説明をされて馬鹿にされるので言わないだろうが、内心そう思っている人は結構いると思う。完璧に説明されても偏見は消えはしない。差別心と同じだ。理屈よりも、信念とか信仰に近い)、
目に見えないから仮病、という感覚の人は、「眼には見えないし(「放射性測定はできる」というならば、鬱のセロトニン減少だって測定できるが)、濃度も変化し続けるし、放射線被害についてのらくらと誤魔化しても大丈夫だろう」、と誤魔化され続けても、何も言えない、同類だ、ということだ。

被曝して遺伝子が傷つき、奇形になって成長が阻害されるか、いびつなままに巨大化する生物。 
不自然で過剰なストレスに曝されて精神が傷つき壊れ、いびつになり、自己を攻撃して果てるうつ病。
目に見えないストレッサーでも、(汚染のない綺麗で開放的な田舎。ストレッサー濃度が異常に高い"悪い田舎"は、排他的)都会のほうがより複雑で強力であることは確実であり、しかも避けようがない。

どちらの被害も『自爆』に見える。被曝は遺伝子を傷つけ、鬱は脳の機能を大きく歪める。
被曝のほうが「突然裏切られた」感があるだろう。人間、生きているうちは病気で苦しみたいくないし、死にたくないのに突然死んだほうがマシな状態に陥る事は、何とも無念という感じだし、とても痛くて苦しそう。
一方、鬱の酷い時も、恐ろしい。どちらも、重度の場合、生きられなくなる、死ぬ、という点は同じだ。ブツブツ・・・



放射線は研究者以外の人は、何がどうなって人体に悪影響を及ぼしたり電気を生むのか、わかっているつもりでも、実験に取り組んだこともない、実感はない場合がほとんど。でも、ただ言われたことをそのまま信じている。

月面着陸と、同じ事だ。(もし月面着陸が壮大なウソっぱちだったことが定説化すれば、人々も少しは真実を見る目が養われる事になるが、その頃には嘘が更に巧妙になっているハズなので、壮大な嘘つきと大衆の距離は相対的には変わらない)




・・・【3】 につづく



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